丁寧に対応いたします。まずはお電話ください。

フリーダイヤル0120-588-535

不在の場合担当者直通:090-4523-9236

〒320-0856 栃木県宇都宮市砥上町18-7(不定休)

丁寧に対応いたします。まずはお電話ください。
フリーダイヤル
0120-588-535
(不定休)
(不在の場合担当者直通:090-4523-9236)
〒320-0856 栃木県宇都宮市砥上18-7

桐タンス修理 再生 リフォームの三原則

職人の間で常識になりつつある桐たんすリフォーム工程の三原則をご紹介いたします。

向上心を持った職人はどのようにしたらさらに良くなるかを考え修理作業を変えています。

ただ実際にこの三原則をしている職人ばかりではありません

お客様が業者を選ぶ時の参考にしていただきたく思います。

桐たんすの洗浄

古い桐たんすの正面はシミやほこりなどで汚れています、

でも、内側はもっと汚れているのです。

お使いになっている方も引き出しを抜いてみたりしないでしょうからわからないと思いますが

引き出しを抜いた本体の奥はゴミやほこりがたくさんあるのです。

「たんすって水洗いして大丈夫なの?」と思われる方もいるでしょうが

大丈夫です。水洗いしないとだめなのです。

たんすに付いた汚れやほこりは完全に取り除くには水洗いしかありません。

ですが、していない職人は多いみたいです。

衣類を入れるたんすの奥がほこりだらけでは気持ち悪いし衛生的でないですよね。

お客様が安心してお使いいただく為には、タンスの洗浄はとても重要な作業なのです。

割れの修復方法

引き出しや裏板は長い間に乾燥して割れて隙間が出来ることがあります。

昔と今では隙間の修理方法も変わりました。

昔は割れた隙間の部分にくさび形にした木を差し込んでいました。

悪い例の底板の割れの修理

このやり方では上側の見えるところは埋まっていますが

下側は隙間があいたままです。

昔はこのやり方でしたが、今は上から見ても下から見ても隙間がないように埋めます。

よい例の割れの修復

割れた部分を機械で均一にカットして幅を合わせた板を埋めるのでピッタリ埋まるのです。

見た目のきれいですし、強度が増します。

私の知り合いの伝統工芸士もこのやり方で修理していますが

くさび型にした木を上から差し込むだけの職人もいます。

砥の粉が落ちにくい仕上げ

砥の粉仕上げは桐たんすの代表的な仕上げ方で、熟練した職人の技術が求められる作業です

特に、最近は砥の粉が落ちにくい砥の粉仕上げを施すことが求められます。

砥の粉仕上げの欠点は、砥の粉が落ちやすいことで、たんすを布で軽く拭いただけでも砥の粉が

布に付いてしまうことがあります。

しかし、それは昔の話です。

今は軽く拭いたしぐらいでは砥の粉は落ちません。

ですがそのように出来る職人ばかりではありません。

特に古い桐たんすは砥の粉を吸着しにくいので砥の粉が落ちやすくなります。

向上心を持った職人はそのようなことが無いように考えながら仕事をしていす。

かるく拭いたくらいで砥の粉が取れてしまっては困りますよね

砥の粉が落ちにくい砥の粉仕上げは職人の間では当たり前になりつつありますが

すべての職人が出来ることではないのです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ページ上部へ戻る