桐たんすの特徴
桐たんすは昔から婚礼家具や衣類の収納や貴重品の保存にも最適です。
何十年も使い込んで傷んでしまった桐たんすは修理 再生 削り直し(リフォーム)
することによって新品同様にすることが可能で、お使いになっていた
方の事を思いお子さんやお孫さんに引き継ぐことが出来ます。
そのような桐たんすの特徴をまとめました。
防虫・抗菌効果
桐にはパウロニンやセサミンという成分が含まれているので虫が付きにくく、
抗菌作用もあるので衣類などの収納物を虫から守ります。
防湿効果
桐材は細かい空気の穴が無数にあり、外部の湿度が高くなると桐材が湿度を吸い込み
膨張し桐たんす本体の密閉度が上がり湿度が内部に入らないようになり
乾燥時には湿度を吐き出し通気を良くします。
難燃性がある
着火点と発火点が高いため燃えにくい木です。
火災になった家にあった桐たんすが表面は真っ黒に焼けていたが
中部には火が入っていなかった、という事があります。気密性が高い
桐は狂いが少ないため、職人の手によっ精密に作られた桐たんすは
外部からの湿度やほこりから衣類を守ります。
軽量
桐の木は日本の木の中で一番軽い木ですので総桐のたんすは軽量です。
たんすを2分割や3分割して作るためたんすを移動する時には持ち運びが楽になります。
耐久性に優れている
ホゾ組や木釘を使って組み立てるため桐たんすはとても頑丈です。
また数十年使った桐たんすを修理 再生(リフォーム)をすることで古い桐たんすが
まるで新品のように蘇ります。
リメイク作業によっては和風の桐たんすが洋風のチェストに変えることも可能です。